gnuplotの色に関するTIPS¶
デフォルトの色使いの変更(gnuplot5)¶
色使いはお好みだけれども、
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podo
を利用するのがよい。.gnuplot
などに書いて起動時に設定してしまうと良い。色弱にも認識しやすい色使いとのこと。
なお、gnuplot4と整合性を取るには、
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参考¶
色を系統的に変える方法1:palette rgbformulaeの利用¶
palette
を利用する事で系統的に色を指定できる。
使い方は、
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show palette rgbformulae
で見られる。また、値の選び方の例は、
などで見られる。
palette
で指定した色を線の色に使うには、linecolor palette frac <val>
を利用する。
出力を適当にフォーマットしつつ、デモにまとめると、
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出力結果は、
色を系統的に変える方法2:hsv2rgbの利用¶
RGB色空間で色を指定するのは必ずしも直感的でない。「色相(Hue)」「彩度(Saturation)」「明度(Value・Brightness)」を利用するHSV色空間で色を指定した方が直感的かつ系統的に操作できる。
HSV色空間についての詳細は、
などを参照のこと。
gnuplot5ではHSVの値を利用して色を指定することができる。線の色として指定するには、linecolor rgbcolor hsv2rgb(H,S,V)
となる。H,S,Vは色相、彩度、明度の値で0から1までの値を取る。
ところで、色相を360度変えてしまうと、同じ色に戻ってしまう。ここでは、色相は0度(赤)から280度(青紫)まで回して色を決めることにする。gnuplotで実現するためには、hsv2rgb(H,S,V)
に渡す Hを0から280/360の範囲で変化させればよい。彩度と明度は、色が飽和しないように少し落とすことにする。
このような設定で線を10本引くには、 以下のようにすればよい。
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出力結果は、
となり、系統的に色を変えられていることが分かる。